2016年10月12日水曜日

乳歯の異常な歯並び(前方交叉咬合、後方交叉咬合)

西尾市西幡豆町の磯貝歯科です。

前方交叉咬合と後方交叉咬合について。

前方交叉咬合とは反対咬合もしくは受け口とい呼ばれるものです。

これは下顎の前歯が上顎の前歯をおおっている状態をさし、このおおい方は大きく2種類に分けら

れます。

1つは歯の軸の異常によって生じるもので上顎の前歯の軸が唇と反対側(内側)にむいて生えてい

る場合と、下顎の前歯の軸が唇側にむいて生えているものです。

2つめは上顎の骨の成長あるいは下顎の骨の過成長によるもので、家系に反対咬合の人がい

る、また中顔面部に陥凹感があるといった骨格的要因の強いものです。

2つめの骨格的要因のある反対咬合は放置すると上顎の成長を抑制し、上下顎骨のバランスを悪

化させることがあるため早めに歯科医師に相談することをおすすめします。

次に後方交叉咬合について。

前方交叉咬合は上下前歯の位置の話でしたが、これは上下奥歯の位置異常です。

前歯も奥歯も通常上顎の歯が下顎の歯をおおうように外側に位置しています。

それに対してこれは上顎の奥歯が下顎の奥歯の内側に入ってしまっている状態です。

そして片側だけ逆になっている片側性の場合と左右両側にみられる両側性のものがあります。

いずれにしても状態が長期にわたりますと、前歯の時と同様上顎の成長を抑制し、顔貌の非対称

を生じてしまう可能性がありますので治療をおすすめします。

磯貝歯科医院でも矯正専門医や口腔外科医など専門性の高い先生と連携しより良い医療をお困

りの方に提供できるよう準備しております。

お困りの方はいつでもお気軽にご相談ください。

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2016年8月25日木曜日

愛知学院大学歯学部附属病院 障がい者歯科研修

西尾市幡豆町の磯貝歯科医院です。

障がい者歯科の臨床研修も今回で3施設目となり何となく障がい者歯科の取り組み方というのが

分かってきたように思います。

各施設のおかれた環境によりそれぞれ特色はありますが患者様に対応する基本は同じであると

感じました。

患者様の人格を尊重し、優しく愛情をもって接すること、また信頼をえるために穏やかで話しやす

い雰囲気をつくり、熱心な態度で接し、障がいのある人の気持ちに寄り添うことです。

治療に際しても緊急でなければ、まずは歯科医院に慣れていくよう、また治療できるようになってい

くようTEACCH法、刺激統制法、脱感作法、モデリング法、カウント法などの方法を使い、無理なく

診療できることが患者様にとっても苦痛を減らせスムーズに治療をすすめられることとなると思い

ます。

これは歯科医師一人で取り組んでできるものではありません。

歯科医院として全員でより専門性の高い知識と経験を重ねて協力していく必要があります。

患者様が安心して歯科治療をうけられるよう医院全体で取り組んでいきたいと思いますので今後

とも磯貝歯科医院をよろしくお願いします。










2016年8月11日木曜日

歯を失う最大の原因

西尾市幡豆町の磯貝歯科医院です。

現在日本人の平均寿命は女性86歳、男性79歳となっております。

では、歯の寿命はどうでしょう?

早い人は30歳代半ば頃から歯が減り始め、80歳を超えると残りの歯は9本以下になってしまいま

す。

通常大人の歯は親知らずを含めないで28本生えています。

これより80歳以上になった時には3分の2以上の歯が失われているということが分かります。

歯を失ってもっとも影響がでるのが食生活です。

いろいろな食べ物をよく噛んでバランス良く食べるということは、健康の維持以外に食事を楽しくし

ます。

歯が減って噛む能力が低下すると栄養バランスが偏りがちになるばかりでなく、食べる楽しみが半

減したり、食べる事が苦痛になることもあります。

自分の歯でよく噛める人は、高齢になっても肌のつやも良く積極的な人が多いようです。

高齢者の「今の楽しみは何ですか?」というアンケートの上位に「食べる事」がランクインされます。

生涯にわたって自分の歯を残し健全な咀嚼能力を維持することで健やかで楽しい生活を送ること

が出来れば、QOLの質を高められます。

これより歯を健康に残すという事がいかに大切な事かということが分かります。

歯を失う原因の大半が「むし歯」と「歯周病」です。

従来、日本人はむし歯で歯を失う事が多かったのですが、近年では歯周病で歯を失う人が増えて

きました。

歯周病は回復の余地のある初期の「歯肉炎」から回復困難な「歯周炎」へと進行します。

45歳以上の3割以上の人が歯周炎へと移行します。

こうして歯周炎に移行していってしまう40歳代前から歯周病の予防をすることで自分の歯を残しQ

OLの高い生涯を送れると健康寿命も延びるのではないでしょうか。

磯貝歯科医院でも歯周病予防を取り組んでおります。

歯周病でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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2016年7月29日金曜日

フッ素の役割

西尾市幡豆町の磯貝歯科医院です。

フッ素の虫歯予防効果が一般に広く知られるようになり、歯磨き粉や洗口剤へ応用されるようにな

りました。

1歳6カ月健診や3歳健診などで多くの自治体がフッ化物歯面塗布を採用しております。

では、その主な役割は何でしょうか?

1.歯質の強化

2.細菌の活動性の低下

上記にあげた二つの項目が虫歯になりにくくする主な役割になります。

では、予防機序はどうでしょう?

①歯に対しての再石灰化の促進

②歯の質を改善して酸に溶けにくい歯にする

③細菌に対して静菌作用

となります。

①はフッ化物がエナメル質の近くに存在すると、エナメル質表層にミネラルの沈着を促進して、脱

灰エナメル質を修復して健全な歯質を回復させるというものです。

②はエナメル質の主成分(ハイドロキシアパタイト)がフッ化物に作用すると、フルオロアパタイトと

なり、より安定した構造となって耐酸性が高まり、歯が溶けにくくなるというものです。

これは、特に歯の形成期に有効です。飲料水中や塩など食品中に添加されたフッ化物を形成中に

摂るというのが一般的です。

③は細菌の酵素作用を抑制することで酸産生を抑制します。

このような役割から小さい子供だけでなく生涯にわたってフッ素塗布は虫歯予防に有効なツールで

あるといえます。

磯貝歯科医院でもみなさまの歯を守るため、予防にも力をいれております。

予防に関する質問等ありましたらお気軽に相談ください。

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2016年7月7日木曜日

愛知県心身障害者コロニー研修

西尾市幡豆町の磯貝歯科医院です。

障がい者歯科研修の臨床実施で、愛知県春日井市にある「愛知県心身障害者コロニー中央病院」

を訪問しました。

広大な敷地の中に様々な施設があり、心身に発達障害のある人たちが明るい幸せな生活を営む

事ができるよう、療育、医療、教育、職業訓練、などを行い、心身障害の原因の探究や治療、予防

を図るための総合的な福祉センターとして設置されております。

現場での歯科治療を目の前にした時一番強く感じたのは、患者様一人一人に対してチームでの対

応が極めて重要であるということです。

スタッフ一人一人が障がいの程度、性格など患者様のことを熟知し、突然起こるハプニングにたい

してあわてる事無く適切に対応できておりました。

絵カードやキャラクターものタイムタイマーなど治療の手助けとなるアイテム以外にも日常の診療

では考えないような事も考える必要があります。

こういった施設はそんなに多くあるわけではありません。

そのため片道一時間以上かけて診療に通われているかたもいます。

一人では難しいですが地域がこういった状況に目をむけて、対応できる先生やスタッフを育成し、

困っている方の手助けになればと強く感じました。

磯貝歯科医院ではたくさんのことを日々学び、より多くのかたの手助けになれるよう頑張っていき

たいと思いますので今後ともよろしくお願いいたします。



2016年6月27日月曜日

「箸の文化に適応した」保険総義歯セミナー②

西尾市幡豆町の磯貝歯科です。

3月にセミナーを受講してから治療に反映するようにしています。

上下総入れ歯でうまく噛めない食べられないといった患者様に対し入れ歯を調整し、しっかりと

噛める食べられるようにすることで非常に喜んでいただけるのを感じます。

今回のセミナーは大阪での開催でした。

そして自分の行った症例の発表・お話しを少しだけをさせていただきました。

「噛むことで食事バランスの改善へ」をテーマにしました。

これは噛めない食べられない入れ歯では、食べられる食品に制限ができてしまい、五つの栄養素

をバランス良くとれなくなってしまうのではないかと想像されたからです。

しっかり噛めないとお肉や野菜などはうまく食べられず、たんぱく質、ミネラル、ビタミンなどが食事

全体における摂取量なかでの少なくなってしまいます。

総入れ歯を使われるくらいのお年のかたは、全身的にも不具合を抱えているケースが少なくありま

せん。

その中で偏食になってしまっていては、より健康に悪影響をおよぼしてしまいかねません。

せめてそんな事にならないようにしていければと思います。

まだまだ行った症例は少なくたくさんの患者様に提供できているわけではありませんが、

今後も困っている患者様がいればしっかりと提供し少しでも多くの人の助けになればと思います。

義歯でお悩みの方はお気軽に磯貝歯科医院にご連絡ください。

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2016年6月16日木曜日

乳歯の異常な歯並び(乱ぐい歯)

西尾市幡豆町の磯貝歯科です。

以前乳歯の「すきっ歯」は異常なことでなく、むしろ永久歯が正しく並ぶために必要なスペースであ

るとお伝えしました。

ではその逆に、乳歯列で隣り合っている歯がしっかりとくっついていたり、重なり合って生えていた

り(叢生)する場合はどうでしょうか?

乳歯列ではこのようなことは少ないですが、乳歯が大きかったりあごが歯の大きさに対して小さい

と歯並びが悪くなります。

これは「すきっ歯」と違い、乳歯での「乱ぐい歯(叢生)」は将来永久歯列期になって叢生になる可能

性が非常に高いです。

つまり正常でなく異常な歯並びになります。

永久歯での歯並びの異常は歯磨きを難しくするため、虫歯や歯周病に罹りやすくなってしまいま

す。

もしお子様の歯並びが乱ぐい歯になっているようでしたら早めに歯医者さんに受診し、定期的に診

査し、適切なアドバイス、治療をうけることをおすすめします。

磯貝歯科では矯正専門医による無料相談も受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

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