障がい者歯科の臨床研修も今回で3施設目となり何となく障がい者歯科の取り組み方というのが
分かってきたように思います。
各施設のおかれた環境によりそれぞれ特色はありますが患者様に対応する基本は同じであると
感じました。
患者様の人格を尊重し、優しく愛情をもって接すること、また信頼をえるために穏やかで話しやす
い雰囲気をつくり、熱心な態度で接し、障がいのある人の気持ちに寄り添うことです。
治療に際しても緊急でなければ、まずは歯科医院に慣れていくよう、また治療できるようになってい
くようTEACCH法、刺激統制法、脱感作法、モデリング法、カウント法などの方法を使い、無理なく
診療できることが患者様にとっても苦痛を減らせスムーズに治療をすすめられることとなると思い
ます。
これは歯科医師一人で取り組んでできるものではありません。
歯科医院として全員でより専門性の高い知識と経験を重ねて協力していく必要があります。
患者様が安心して歯科治療をうけられるよう医院全体で取り組んでいきたいと思いますので今後
とも磯貝歯科医院をよろしくお願いします。