2016年5月7日土曜日

歯の欠損から負の連鎖を起こさせないために

西尾市幡豆町の磯貝歯科医院です。

虫歯を放置していたら我慢できないほどの痛みが出てきてしまったり、歯が無くなったのをそのま

まにしておいたら、その周りの歯が症状を出してきたりといった経験はありませんか?

口の中の病気でほおっておいて良くなるというものはほとんどありません。

ただ症状が無くなっているだけなのです。

歯の病気は細菌感染からはじまります。

生活習慣や遺伝、体質などの影響もうけますが、多くは虫歯や歯周病で40歳代までに第一大臼

歯(6歳臼歯)、第二大臼歯を最初に失うことが多いのです。

第一大臼歯は歯が大きく特に大事な歯です。また第二大臼歯は顎の関節に近い位置にありとても

大きな力を負担する歯で重要な歯です。

これらの歯を失うと周りの歯の位置が変わってしまい咬み合わせが悪くなってきたりと二次災害が

おこってくる場合があります。

第一大臼歯の場合には、ブリッジ、入れ歯、インプラントが適用となります。

無くなった歯のまわりの健全な歯を削って、力を負担させることを避けたい場合はインプラント治療

が有効になります。

第二大臼歯を1本失った場合、入れ歯インプラントが使用されますが、治療介入の効果とリスク

を考えるとただちに治療を行わないこともあります。

食べることができ、必ず定期的に受診していただければ経過観察をしていく場合もあります。

一番良くないのはほっとくことです。

この段階は咬み合わせの崩壊の初段階です。

早めの受診で今後治療することによって生じるリスクを最小限に抑え、治療の効果を引き出すこと

が大切です。

歯でお悩み、相談等ありましたらご気軽にご連絡下さい。


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