2016年12月19日月曜日

前歯で噛める入れ歯 IN 福岡

西尾市幡豆町の磯貝歯科です。

2016年12月17・18日と福岡に行ってきました。

今回もいろいろ学んだ事を日々の診療に生かし、その成果について上手くいった事やそうでない事

を少しの時間ではありますが発表させていただきました。

発表するにあたってあらためて知識の確認をしたり、ぼんやりしていた事を調べなおしたりすること

で自分にとってもより勉強になると感じるとともにこういうことは続けないとと改めて思いました。

それはさておき他にも沢山の先生の発表を聞くことが出来ました。

義歯でしっかり食べれるようになった方の食べれる以上の成果、全身への好循環などの話もあり

本当に面白かったです。

どの先生も非常にレベルが高く勉強になり、いいものはどんどん吸収させていただき自分ももっと

もっと勉強して診療にいかし成長していかないとと思いました。


福岡では勉強だけでなく食事も楽しみです。

案外こっちの方がメインだったりするかも(笑)

たまたま前日テレビ番組で空港近くに美味しい天ぷら屋さんがあるというので取り上げられていた

ので行ってきました。

価格も安く揚げたての天ぷらを揚がり次第持ってきてくれるので常に出来立てを食べれて本当に

美味しかったです。

塩辛もそなえつけられてて食べ放題。

これが結構嬉しかったです。


福岡で大満足と充実の2日間を過ごしてきました。

また機会あったら行きたいですね。

そしてますます勉強も頑張っていきますのでこれからも磯貝歯科医院をよろしくお願いします。


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2016年11月10日木曜日

障がい者研修修了

西尾市幡豆町の磯貝歯科です。

11月10日障がい者歯科認定協力医研修会より認定証をいただきました。




約半年間障がい者歯科について講習と臨床実施実習を通し、しっかり勉強させていただきました。

多くの講師の先生方の話しを聞くことができ、実りの多い研修会となりました。

また研修会に参加されていた先輩先生方ともお話しできる機会があり、志の高さを感じるとともに

何歳になられても学ばれている姿勢に自分もこうあるべきだなと思いました。

現状ではなかなか地域の歯科で診てもらうことが出来ず一日かけて専門機関に受診するといった

ことがほとんどですが、ご家族の方も本人も大変な事だと思います。

そういう事に目を向け専門機関と連携をとりながら自院で診ていくということに取り組もうとされてい

る先生方は本当にすごいなと思います。

障がいを持たれている方が歯科治療をより身近に受けることができ、ご家族・本人・サポートしてく

れる方々の助けに少しでもなれればと思います。

まだまだ学ぶ事はたくさんありますがしっかりかたちにし、困った方の助けになれるよう頑張ってい

きます。

2016年10月30日日曜日

障がい者歯科研修

西尾市幡豆町の磯貝歯科です。

今回の研修では午前は介護の必要な患者様の移動・移乗技術と摂食嚥下についての講義、そし

て午後からは内視鏡操作、移動・移乗の実習を行い一日盛りだくさんの内容でした。

移動・移乗技術とは、利用者(介護される人)と介助者のどちらともが、体への負担を軽減させスム

ーズに動けるようにするかというもので、ただ単に力任せに介護するのではないものです。

体の自然な動きを利用したり、補助具・補助機器を有効に活用することで無駄な力が入らないよう

にし、体重を上手く利用することで無理なく介助をおこないます。

これらは人間の身体の骨格・筋・内臓などの各系統が、力学的に影響しあう相互関係を「ボディメ

カニクス」と言いますがこの考え方がよく応用されていました。


摂食嚥下機能評価に関しては、目的と対象者そしてその方法について勉強させていただきまし

た。

いくつかのスクリーニングテストを行い評価をしていくのですが、スクリーニング検査として頚部聴

診法、反復唾液嚥下テスト、水飲みテストは有用であるとのことで今回は頚部聴診法を実際に実

習しました。

また嚥下内視鏡検査(VE)の実習も行い咽頭を直接視認することでより正確な診断ができるのを

実感しました。

いくつかの検査がありますが、これらを上手く組み合わせて患者様がより苦痛なく、正確な診断が

できることが重要でないかと思います。

日常ではなかなか触れることのない領域でしたがここで学んだことを生かし幅の広い診察が出来

るよう日々頑張り、より多くの患者様のためになれればと思いました。

今後とも常に多くのことを学び吸収していきたいと思いますので何かお悩みの際にはお気軽にご

相談下さい。

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2016年10月19日水曜日

歯の支え

西尾市幡豆町の磯貝歯科です。

歯の支えについて。

歯が口の中で安定した位置に固定されているのはしっかりとした支えがあるからです。

ではこの支えとは何でしょうか?

それは歯槽骨という骨です。

この歯槽骨がやせてくると歯がグラグラして不安定になり抜け落ちることもあります。

歯の二大疾患である歯周病にかかるとこの歯槽骨が溶けてやせていってしまいます。

歯槽骨は骨を吸収する細胞と骨を作る細胞によって新生を繰り返しています。

つまり常に古い骨は吸収され、新しい骨に置き換わっているということになります。

歯周病になるとこのバランスが崩れてしまいます。

歯周病の炎症によって出される物質(サイトカイン)が骨を吸収する細胞の働きを促進してしまうか

らです。

その結果、骨の吸収が進み、新生が追いつかなくなり骨がやせていってしまいます。

歯ぐきも歯を支える大切な組織の一つです。

健康な歯ぐきは通常淡いピンク色をしております。

しかし歯周病が進むと赤く腫れたり、紫色に変色します。

歯ぐきは口から侵入するばい菌や毒素から、歯や歯槽骨、または全身を守る働きをします。

歯ぐきにはたくさんの毛細血管がとおっており、その中の免疫物質がバリアの役割をします。

歯槽骨と歯茎のどちらも歯の支えとして大事な役割をはたしております。

何か症状が出た場合にはほおっておかず歯科医院に受診することをおすすめします。

より長く、健康な口を目指して。

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2016年10月12日水曜日

乳歯の異常な歯並び(前方交叉咬合、後方交叉咬合)

西尾市西幡豆町の磯貝歯科です。

前方交叉咬合と後方交叉咬合について。

前方交叉咬合とは反対咬合もしくは受け口とい呼ばれるものです。

これは下顎の前歯が上顎の前歯をおおっている状態をさし、このおおい方は大きく2種類に分けら

れます。

1つは歯の軸の異常によって生じるもので上顎の前歯の軸が唇と反対側(内側)にむいて生えてい

る場合と、下顎の前歯の軸が唇側にむいて生えているものです。

2つめは上顎の骨の成長あるいは下顎の骨の過成長によるもので、家系に反対咬合の人がい

る、また中顔面部に陥凹感があるといった骨格的要因の強いものです。

2つめの骨格的要因のある反対咬合は放置すると上顎の成長を抑制し、上下顎骨のバランスを悪

化させることがあるため早めに歯科医師に相談することをおすすめします。

次に後方交叉咬合について。

前方交叉咬合は上下前歯の位置の話でしたが、これは上下奥歯の位置異常です。

前歯も奥歯も通常上顎の歯が下顎の歯をおおうように外側に位置しています。

それに対してこれは上顎の奥歯が下顎の奥歯の内側に入ってしまっている状態です。

そして片側だけ逆になっている片側性の場合と左右両側にみられる両側性のものがあります。

いずれにしても状態が長期にわたりますと、前歯の時と同様上顎の成長を抑制し、顔貌の非対称

を生じてしまう可能性がありますので治療をおすすめします。

磯貝歯科医院でも矯正専門医や口腔外科医など専門性の高い先生と連携しより良い医療をお困

りの方に提供できるよう準備しております。

お困りの方はいつでもお気軽にご相談ください。

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2016年8月25日木曜日

愛知学院大学歯学部附属病院 障がい者歯科研修

西尾市幡豆町の磯貝歯科医院です。

障がい者歯科の臨床研修も今回で3施設目となり何となく障がい者歯科の取り組み方というのが

分かってきたように思います。

各施設のおかれた環境によりそれぞれ特色はありますが患者様に対応する基本は同じであると

感じました。

患者様の人格を尊重し、優しく愛情をもって接すること、また信頼をえるために穏やかで話しやす

い雰囲気をつくり、熱心な態度で接し、障がいのある人の気持ちに寄り添うことです。

治療に際しても緊急でなければ、まずは歯科医院に慣れていくよう、また治療できるようになってい

くようTEACCH法、刺激統制法、脱感作法、モデリング法、カウント法などの方法を使い、無理なく

診療できることが患者様にとっても苦痛を減らせスムーズに治療をすすめられることとなると思い

ます。

これは歯科医師一人で取り組んでできるものではありません。

歯科医院として全員でより専門性の高い知識と経験を重ねて協力していく必要があります。

患者様が安心して歯科治療をうけられるよう医院全体で取り組んでいきたいと思いますので今後

とも磯貝歯科医院をよろしくお願いします。










2016年8月11日木曜日

歯を失う最大の原因

西尾市幡豆町の磯貝歯科医院です。

現在日本人の平均寿命は女性86歳、男性79歳となっております。

では、歯の寿命はどうでしょう?

早い人は30歳代半ば頃から歯が減り始め、80歳を超えると残りの歯は9本以下になってしまいま

す。

通常大人の歯は親知らずを含めないで28本生えています。

これより80歳以上になった時には3分の2以上の歯が失われているということが分かります。

歯を失ってもっとも影響がでるのが食生活です。

いろいろな食べ物をよく噛んでバランス良く食べるということは、健康の維持以外に食事を楽しくし

ます。

歯が減って噛む能力が低下すると栄養バランスが偏りがちになるばかりでなく、食べる楽しみが半

減したり、食べる事が苦痛になることもあります。

自分の歯でよく噛める人は、高齢になっても肌のつやも良く積極的な人が多いようです。

高齢者の「今の楽しみは何ですか?」というアンケートの上位に「食べる事」がランクインされます。

生涯にわたって自分の歯を残し健全な咀嚼能力を維持することで健やかで楽しい生活を送ること

が出来れば、QOLの質を高められます。

これより歯を健康に残すという事がいかに大切な事かということが分かります。

歯を失う原因の大半が「むし歯」と「歯周病」です。

従来、日本人はむし歯で歯を失う事が多かったのですが、近年では歯周病で歯を失う人が増えて

きました。

歯周病は回復の余地のある初期の「歯肉炎」から回復困難な「歯周炎」へと進行します。

45歳以上の3割以上の人が歯周炎へと移行します。

こうして歯周炎に移行していってしまう40歳代前から歯周病の予防をすることで自分の歯を残しQ

OLの高い生涯を送れると健康寿命も延びるのではないでしょうか。

磯貝歯科医院でも歯周病予防を取り組んでおります。

歯周病でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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2016年7月29日金曜日

フッ素の役割

西尾市幡豆町の磯貝歯科医院です。

フッ素の虫歯予防効果が一般に広く知られるようになり、歯磨き粉や洗口剤へ応用されるようにな

りました。

1歳6カ月健診や3歳健診などで多くの自治体がフッ化物歯面塗布を採用しております。

では、その主な役割は何でしょうか?

1.歯質の強化

2.細菌の活動性の低下

上記にあげた二つの項目が虫歯になりにくくする主な役割になります。

では、予防機序はどうでしょう?

①歯に対しての再石灰化の促進

②歯の質を改善して酸に溶けにくい歯にする

③細菌に対して静菌作用

となります。

①はフッ化物がエナメル質の近くに存在すると、エナメル質表層にミネラルの沈着を促進して、脱

灰エナメル質を修復して健全な歯質を回復させるというものです。

②はエナメル質の主成分(ハイドロキシアパタイト)がフッ化物に作用すると、フルオロアパタイトと

なり、より安定した構造となって耐酸性が高まり、歯が溶けにくくなるというものです。

これは、特に歯の形成期に有効です。飲料水中や塩など食品中に添加されたフッ化物を形成中に

摂るというのが一般的です。

③は細菌の酵素作用を抑制することで酸産生を抑制します。

このような役割から小さい子供だけでなく生涯にわたってフッ素塗布は虫歯予防に有効なツールで

あるといえます。

磯貝歯科医院でもみなさまの歯を守るため、予防にも力をいれております。

予防に関する質問等ありましたらお気軽に相談ください。

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2016年7月7日木曜日

愛知県心身障害者コロニー研修

西尾市幡豆町の磯貝歯科医院です。

障がい者歯科研修の臨床実施で、愛知県春日井市にある「愛知県心身障害者コロニー中央病院」

を訪問しました。

広大な敷地の中に様々な施設があり、心身に発達障害のある人たちが明るい幸せな生活を営む

事ができるよう、療育、医療、教育、職業訓練、などを行い、心身障害の原因の探究や治療、予防

を図るための総合的な福祉センターとして設置されております。

現場での歯科治療を目の前にした時一番強く感じたのは、患者様一人一人に対してチームでの対

応が極めて重要であるということです。

スタッフ一人一人が障がいの程度、性格など患者様のことを熟知し、突然起こるハプニングにたい

してあわてる事無く適切に対応できておりました。

絵カードやキャラクターものタイムタイマーなど治療の手助けとなるアイテム以外にも日常の診療

では考えないような事も考える必要があります。

こういった施設はそんなに多くあるわけではありません。

そのため片道一時間以上かけて診療に通われているかたもいます。

一人では難しいですが地域がこういった状況に目をむけて、対応できる先生やスタッフを育成し、

困っている方の手助けになればと強く感じました。

磯貝歯科医院ではたくさんのことを日々学び、より多くのかたの手助けになれるよう頑張っていき

たいと思いますので今後ともよろしくお願いいたします。



2016年6月27日月曜日

「箸の文化に適応した」保険総義歯セミナー②

西尾市幡豆町の磯貝歯科です。

3月にセミナーを受講してから治療に反映するようにしています。

上下総入れ歯でうまく噛めない食べられないといった患者様に対し入れ歯を調整し、しっかりと

噛める食べられるようにすることで非常に喜んでいただけるのを感じます。

今回のセミナーは大阪での開催でした。

そして自分の行った症例の発表・お話しを少しだけをさせていただきました。

「噛むことで食事バランスの改善へ」をテーマにしました。

これは噛めない食べられない入れ歯では、食べられる食品に制限ができてしまい、五つの栄養素

をバランス良くとれなくなってしまうのではないかと想像されたからです。

しっかり噛めないとお肉や野菜などはうまく食べられず、たんぱく質、ミネラル、ビタミンなどが食事

全体における摂取量なかでの少なくなってしまいます。

総入れ歯を使われるくらいのお年のかたは、全身的にも不具合を抱えているケースが少なくありま

せん。

その中で偏食になってしまっていては、より健康に悪影響をおよぼしてしまいかねません。

せめてそんな事にならないようにしていければと思います。

まだまだ行った症例は少なくたくさんの患者様に提供できているわけではありませんが、

今後も困っている患者様がいればしっかりと提供し少しでも多くの人の助けになればと思います。

義歯でお悩みの方はお気軽に磯貝歯科医院にご連絡ください。

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2016年6月16日木曜日

乳歯の異常な歯並び(乱ぐい歯)

西尾市幡豆町の磯貝歯科です。

以前乳歯の「すきっ歯」は異常なことでなく、むしろ永久歯が正しく並ぶために必要なスペースであ

るとお伝えしました。

ではその逆に、乳歯列で隣り合っている歯がしっかりとくっついていたり、重なり合って生えていた

り(叢生)する場合はどうでしょうか?

乳歯列ではこのようなことは少ないですが、乳歯が大きかったりあごが歯の大きさに対して小さい

と歯並びが悪くなります。

これは「すきっ歯」と違い、乳歯での「乱ぐい歯(叢生)」は将来永久歯列期になって叢生になる可能

性が非常に高いです。

つまり正常でなく異常な歯並びになります。

永久歯での歯並びの異常は歯磨きを難しくするため、虫歯や歯周病に罹りやすくなってしまいま

す。

もしお子様の歯並びが乱ぐい歯になっているようでしたら早めに歯医者さんに受診し、定期的に診

査し、適切なアドバイス、治療をうけることをおすすめします。

磯貝歯科では矯正専門医による無料相談も受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

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2016年5月19日木曜日

障がい者歯科認定協力医研修会

西尾市幡豆町の磯貝歯科です。

障がいのある方に対する歯科診療の取り組み方、向き合い方を勉強してきました。

最近では「障害者」という表記を「障がい者」と改める動きが広がっているとの事でした。

これは「害」には否定的な意味、印象が強いからだということです。

社会におけるノーマライゼーションの理念の定着が進み、障がい者の歯科医療も「特別なもの」

「特別な施設で」から地域移行へと徐々に進んでおり、かかりつけ歯科医、衛生士が求められるようになってきました。

その一端にすこしでもなれればと思い、研修会に参加させてもらっております。

障がいといっても身体障がい、知的障がい、精神障がい、自閉症など様々です。

これらを理解することも大切ですが、それを取り巻く環境である、ご家族の心理状態、家庭環境、

経済状態への配慮も大切です。

まだ始まったところですがしっかり学んでより多くの方の力になれれば幸いと思います。

悩み事、困り事ありましたらお気軽に磯貝歯科医院にご相談ください。

 
 

2016年5月16日月曜日

インプラント講習会

西尾市幡豆町の磯貝歯科です

月一回受講しているインプラントの講習会に㈯㈰で行ってきました。

インプラント治療を希望される患者様が、必ずしもインプラント治療の適応症であるわけではありま

せん。

インプラント治療をするには顎の骨が十分に残っている必要があります。

もし骨が十分に残っていない場合どのようにして問題を解決するのか。

㈯は講義と実習中心で、㈰は実際の患者様でライブオペでした。

今回は上顎に十分骨が無い患者様のインプラント治療です。

CT画像をもとに入念な治療計画をたてます。

上顎に骨をつくる手術(サイナスリフト)とインプラントを埋入するという二つの手術を同時に行うこ

とで治療計画を決定しました。

たまたま受講生の中からアシスタントとして選ばれたので一番近い距離でみることができました。

手術は十分に準備してしっかり治療計画をたてて、手術中におこるかもしれないアクシデントを想

定しても上手くいかないことがあります。

今回は幸か不幸かそんなケースでした。

その為手術を途中で中断し適切に処理して、数か月後に再手術ということになりました。

最後まで手術をみれなかったのは残念ですが、手術の中断をする判断、タイミング、またその場合

しておく適切な処置などがみれたのは非常に勉強になりました。

こんな一つ一つの体験を通じてよりよい医療を提供し一人でも多くの患者様に提供できればと思

います。

日々勉強していきますので今後とも磯貝歯科医院をよろしくお願いいたします。

お気軽にご相談下さい。

 
 

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2016年5月13日金曜日

虫歯になりにくい食生活

西尾市幡豆町の磯貝歯科です。

虫歯になりにくくするために大切な事は」「バランスのとれた規則正しい食生活」、「間食の質、量、

時間」です。

糖分の含まれる食品は虫歯菌のえさになります。

これは甘い砂糖だけでなく穀類である米、パン、麺類、芋類にも含まれます。

食べ物の性状が歯にくっついてしまいやすいもので、糖の含まれるものには十分注意が必要で

す。

食事を取ると歯垢中の虫歯菌が糖を分解して酸を出し、酸性になります。

一定時間経つと唾液の緩衝によって中性に戻ります。

規則正しい食生活であれば中性である時間が長くなるため虫歯になるリスクは減らせます。

しかし不規則で間食が多いと酸性の状態が長く続き、歯を溶かして虫歯をつくっていってしまいま

す。

生活リズムの乱れや食生活のちょっとした変化で虫歯を作りやすい環境ができあがり、今まで

虫歯になりにくいと思っていたとしても、急に虫歯ができはじめてしまうこともあります。

虫歯に対する正しい知識を持つことで食生活を見直して、虫歯になりにくい口腔環境をつくるよう

心掛けれたらいいですね。

虫歯ができやすいと思っている方、心配な方いつでもご気軽に相談下さい。


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2016年5月7日土曜日

歯の欠損から負の連鎖を起こさせないために

西尾市幡豆町の磯貝歯科医院です。

虫歯を放置していたら我慢できないほどの痛みが出てきてしまったり、歯が無くなったのをそのま

まにしておいたら、その周りの歯が症状を出してきたりといった経験はありませんか?

口の中の病気でほおっておいて良くなるというものはほとんどありません。

ただ症状が無くなっているだけなのです。

歯の病気は細菌感染からはじまります。

生活習慣や遺伝、体質などの影響もうけますが、多くは虫歯や歯周病で40歳代までに第一大臼

歯(6歳臼歯)、第二大臼歯を最初に失うことが多いのです。

第一大臼歯は歯が大きく特に大事な歯です。また第二大臼歯は顎の関節に近い位置にありとても

大きな力を負担する歯で重要な歯です。

これらの歯を失うと周りの歯の位置が変わってしまい咬み合わせが悪くなってきたりと二次災害が

おこってくる場合があります。

第一大臼歯の場合には、ブリッジ、入れ歯、インプラントが適用となります。

無くなった歯のまわりの健全な歯を削って、力を負担させることを避けたい場合はインプラント治療

が有効になります。

第二大臼歯を1本失った場合、入れ歯インプラントが使用されますが、治療介入の効果とリスク

を考えるとただちに治療を行わないこともあります。

食べることができ、必ず定期的に受診していただければ経過観察をしていく場合もあります。

一番良くないのはほっとくことです。

この段階は咬み合わせの崩壊の初段階です。

早めの受診で今後治療することによって生じるリスクを最小限に抑え、治療の効果を引き出すこと

が大切です。

歯でお悩み、相談等ありましたらご気軽にご連絡下さい。


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2016年4月28日木曜日

口の健康を意識してますか?

西尾市幡豆町の磯貝歯科医院です。

みなさんは、ご自分の口の健康状態をしっかり把握されてますか?

意識はしてるけど目を背けてしまっているのが現状でしょうか。

その証拠に、よほどの激痛が起こらない限り、歯医者さんには行かない。

そんな人が少なくないように思います。

日本では実に成人の8割以上が歯周病にかかっているといわれています。

これは歯の疾患の知識や予防の重要性を正しく持っておらず、病気を放置してしまっている結果で

しょう。

初期の段階であればブラッシング指導を行っただけで劇的に良くなることもあります。

実際にそんな方を沢山みております。

以下の症状があるようでしたら早めの受診をおすすめします。

1.朝起きた時口の中がねばついている
2.歯をみがくと、歯ぐきから血が出る
3.歯と歯の間に食べ物がよくはさまる
4.歯ぐきの色が赤い、または赤黒い
5.歯ぐきがムズムズする、あるいは痛んだりすることがある
6.歯ぐきを押すと、膿が出ることがある
7.歯がぐらぐらする、歯のすき間が広がった
8.以前より、歯が長くなったように見える
9.冷たい水が歯や歯ぐきにしみる
10.口臭がある

当院では歯周病の程度をしっかり把握し、その状況をいかに改善していくか、また適切なブラッシ

ングの方法の指導に力をいれております。

気になるようでしたら気軽にご相談下さい。


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2016年4月10日日曜日

乳歯の歯並び(すきっ歯)

乳歯の「すきっ歯」は異常か?

いいえ乳歯のすきっ歯は異常ではありません。

子供の歯(乳歯)は大人の歯(永久歯)よりも小さく子供の小さな顎に適応しています。

いずれ乳歯は抜け落ち、永久歯に交換します。

その際顎も大きくなりますが、その成長量だけでは永久歯が上手く並びません。

ですので乳歯の歯の並びは、歯と歯の間に隙間があるのが普通です。

そしてこれを「空隙歯列」といい、乳歯列期は狭い空隙のある「すきっ歯」になるのです。

お子様から成人まで咬み合わせ、歯並び等お悩み、ご相談ありましたら矯正専門医がおりますの
で磯貝歯科医院までご相談下さい。




http://www.isogai-dent.com/

2016年3月27日日曜日

「箸の文化に適応した」保険総義歯セミナー

こんにちは、磯貝歯科医院副院長の磯貝です。

今回「保険総義歯のススメ」の著者である河原英雄先生のセミナーに参加してきました。

機能的で安定した入れ歯を作るのには残っている組織の状態、型の取り方、かみ合わせの与え方、歯の並べ方・選び方だけに限らず様々な要素が絡みます。

今回はその中でもかみ合わせに焦点を合わせたものでした。

上下総入れ歯で、ものが食べられない、外れてきてしまうといった患者様にどのように対応していくのかを勉強させていただきました。

まったくものが食べられず困っている患者様がかみ合わせによってピーナッツ、せんべい、イカフライ、とんかつを食べ、最後にはりんごのまるかじりまで出来るようになっていました。

これを学べただけでも有意義なセミナーだと感じましたが、これを実践して是非困った患者様に役立てればと思う事がありました。

患者様の症例をいくつもみせていただいたのですが、中には意思の疎通が困難になってしまっているような方や介護なしでは歩けない方、行動意欲が無くなってしまっている方なども含まれていました。

そんな方々が入れ歯を調整し、ものを咬めるようになったら徐々に意識がはっきりし、ご自身で歩けるようになったり活発になったりという全身への好循環を生んでいったのです。
その時の患者様とご家族の笑顔が本当に忘れられませんでした。

こんな仕事を一人でも多くの患者様に提供し快適に生活できるよう取り組んでいきたいと思います。

最後に河原先生とツーショット

 

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2016年3月11日金曜日

ホームページ開設

初めまして

磯貝歯科医院副院長の磯貝太洋です

当医院もついにホームページを開設することになりました

祖父がこの地に磯貝歯科医院を開業し、僕で3代目になります

地域に根ざして歯科診療をしてきました

祖父、父と築き上げてきた医院の名前を汚す事の無いよう歯科医療に従事していきたいと思いま



そして日々進歩していく歯科治療を来院していただける患者様に「情報」や「医療」として洩れなく

提供出来るよう努めてまいりますので何卒よろしくお願いいたします

セミナー、講習会などで学んだ事や、現在の歯科医療の実際なんかを定期的にUPさせていただ

き、より皆様のお役に立てればと思います

今後とも磯貝歯科医院をよろしくお願いいたします

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