2017年1月15日日曜日

スポーツ歯科

西尾市西幡豆町の磯貝歯科です。

スポーツにおける歯科医師が担う役割について勉強してきました。

スポーツ歯科というと何となくマウスピースというイメージがあります。

実際に私もマウスピースを使用することでパフォーマンスを上げてあげる。

そんなイメージでした。

しかし実際にはもう少し広い意味で関わるものだというものだとわかりました。

スポーツを行うには十分な栄養摂取が必要になります。

十分な栄養摂取をするためには何でも噛めるような健康な歯と歯茎を維持することが大切になり

ます。

スポーツ選手においてはしっかりと栄養をとり、健康管理が出来なければ体力の維持、増進が難し

くなり満足な結果を得にくくなります。

こういったことより歯科医師が一歩踏み込んで口腔内の健康管理を行うことで、選手が最高のパフ

ォーマンスを発揮できるように関わっていくことが大切で必要不可欠ではないかと思います。

マウスピースについて


実際スポーツ歯科としてマウスピースによるサポートもあります。

スポーツには怪我がつきものです。

コンタクトスポーツにおいては全体の約10%程度が口腔領域の外傷になります。

軟組織の損傷のような比較的軽傷のものから歯の破折や脱臼、骨折や脳震盪など重症のものも

あります。

選手が怪我をすることなく選手生活を送れるようサポートすることが医療人としての役割であり、そ

の必要性をスポーツをする選手だけでなく指導者や周りを取り巻く環境に理解してもらえるよう伝

えていくことが重要だと考えます。

スポーツをする多くの人の外傷予防の手助けができればいいなと思います。

マウスピースの効果についてはまだハッキリしていないことも多いようですが今後ももっと勉強して

いきます。